ピザ屋プリンの35過ぎたらやらなきゃいけない話

アンチエイジング、アレルギー、ダイエット、子育て

子供を本好きに育てたかったら、本を与えてはいけない。

こんにちは。ピザ屋プリンです。

私がこのブログを始めた理由の一つに、

子育ての経験から「やったほうがいいこと」と

「やらなくていいこと」を共有したい。

という思いがあります。

子育ては正解がないからこそ悩むし、

試行錯誤の繰り返しです。

だからこそ、沢山の事例を知ることは、

自分の子に合った方法に出会えるきっかけになるかもしれない。

私は私の経験からしか語れませんが、それが少しでも誰かの

参考になれば嬉しいです。

 

 

さて、

今日は「読書」の話。

子供に本を読ませるのがいいことは大昔から言われていること。

私も子供を産んだら、沢山本を読んであげよう!

と決めていました。

まだ文字が読めないうちから読み聞かせ、読み聞かせと

毎日図書館に通っては頑張っていたのですが、、

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ぜんぜんうまくいかなーーーい!!!

話を最後まで聞かないし、

読んでいる途中で、ページを最後までめくってしまうのです。。

私、自分が本好きだったもので、自分の子もきっと本好きだろうと

決めてかかっていました。。。

読んでる途中で邪魔されるのは、本当に腹が立つのです。

しかし、そこで怒ったり、諦めてはいけない。

大切なことなのでもう一度いいます、

そこで怒ったり、諦めてはいけない!!絶対!

親には理想があるので、理想と違う行動を

子供がするとイラッとします。

ですが、子供には、子供の楽しみ方があるのです。

そう、我が子は本の内容よりも本をめくるのが好き!!

「うぁ〜、最後までいっちゃったね〜、ははは。」

と、イラつきを抑えて、生暖かい目で笑ってあげましょう。

 

どんな本を読んであげたいか。

これも親が理想と現実に苦しむところです。

私は泣いた赤鬼的な感動系が好き。

もしくはレオ・レオニ(スイミー)のような

美しい絵の絵本を読んであげたい。

でも、実際に我が子がはまった絵本はポケモン

が出てくる内容の薄い、というか、ない?(←作者に謝れ)絵本でした。

とにかく子供(0〜3才くらい向け)の絵本って、親にとってはあまり面白くないのです。

親が選んだ本には興味を示さず、大していいとも思えない本を延々とリピートさせられる。。。これは、つ、つらい。。。

 

ここから得た教訓は、

「絵本は買わずに、借りる。」

子供の趣味がわかるまでは、買ったところで無駄になることが多いです。

「絵本は子供に選ばせる。」

うちの子は全然本読まない。と言っている殆どの親が、子供にいい(と思っている)本を与えています。(もちろん親の趣味の本)

1才くらいでも、意外と子供は選ぶことができます。

あとは、諦めて図書館に通ってください。

子供の好きなように選ばせ、読め。と言われれば、読み、

やめれ。と言われれば、やめてください。

自分の理想や感情は捨ててください。

 

…ほら、子供の目が輝いてきたでしょう?

 

苦労は急に報われます。ポケモンからの、おしり探偵を経て、今、我が子は大の本好き。

私が読ませたい宮沢賢治は読んでくれないけれど、

本の感想を聞くと「?どうしてそう思うの??」

と不思議な答えが返ってきたりするけど、

感動系より、科学の本がすきだけど、(←文句多い)

それでも、子プリンが「本好き。」と言ってくれる。

親にとって、こんなに嬉しいことはないです。

そして、私が知らないような沢山のことを本を読んで教えてくれる。

そうだ、こういう楽しみ方があってもいい、と思えてきます。

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