情報通の力を借りていじめを解決する
こんにちは。ピザ屋プリンです。
『まんがでわかる「学力」の経済学』という本を読みまして。
いくつか、忘備録&情報共有として、ブログに書いておきたいと思います。
まずは、「情報通の力を借りていじめを解決する」ということ。
友達から受ける影響は良いことばかりではないというのは、
いわずもがなですが、問題児が与える影響は、問題行動を起こす
確率を17%もあげるというデータがあるそうです。
ここでいう情報通とは、子供同士のネットワークの中心人物です。
友達の多い人気者は、時にゴシップの中心にもなり、その人物の
言動が、学校全体に影響を及ぼす、というものです。
ここで、勘違いして欲しくないのは、その子たちがいじめを
引き起こすと言っているわけではありません。
その子たちに、「いじめって良くないよね」と言ってもらう。
という事です。
『「いじめ・暴力をなくす講習」を実施した28校では、実施しなかった
残りの24校よりも、1年後のいじめや暴力の件数が25%も減少した』
とのことです。
さらに、
『講習を受けた生徒達の中に、学校の「中心人物」が20%以上含まれていた
場合は、いじめや暴力が減少するスピードはかなり早く、なんと1年間で
60%も減少した』
とのことです。このデータは、学校関係者には知っておいていただきたい
と思いました。